精神科病院の基礎知識から豆知識まで伝えるブログ

2016年12月14日

精神科病院の入院の形態による違い

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精神科は一般的な病院と異なり精神的な病の人が入院する場として、精神科病院があります。近年では精神科に通う人も多くなり、クリニックの数も多くなりました。しかし一口に精神科に入院するといっても、その形態は様々です。任意の場合には、本人自身が物事を理解することができ判断することができるものであり、医師の許可が出れば自由に退院することができます。本人が拒否した場合には、医療保護という方法になります。その場合は、本人が同意しなくてはならないというわけではありませんが、家族などが同意することが必須となります。

緊急の事態で、家族と連絡が取れない場合には応急入院と呼ばれるタイプとなり、指定の病院で七十二時間以内ならば許可されています。それ以外にも緊急措置など様々な種類があり、一口に精神科といってもクリニックによって異なる店も多いです。デリケートな病という人も多く、家族も精神的に負担になってしまっていることも多いが故に、どこにするべきか慎重に考えなくてはなりません。形態による違いをしっかりと理解しておかないと、後々考えと違う結果となったということにもなりかねません。

精神的な病の場合には、通常の病気と異なり慎重に診察して判断しないとわからないことも多いことも頭に置いておくようにしましょう。本当に信頼できる医師のいるクリニックを選ぶことで、より適した治療を受けることができ、本人も家族の負担も少なくなります。

(参考)
内野恵梨香のレッツゴー薬剤師
http://www.uchino-yakuzaishi.org/
> 公式サイト